医療系
医師(研修医)
病気・怪我で苦しむ人を治療するお仕事
夢を叶えた人にインタビュー
社会医療法人敬愛会 中頭病院 安富 き恵さん
人を癒すことの出来る職業に就きたい!
高校生の時は音楽専攻の科に所属していました。音楽を聴いて気分が変化し「癒される」ことに憧れました。人々に直接癒しの手を差し伸べる場所として病院が思い浮かび、治療によって病に苦しむ人を助ける医師になろうと決意しました。
スケジュールはかなりハード!
朝7:00に出勤し患者さんの体調チェックから医師の一日は始まります。7:45から8:15はカンファレンスといって英字論文や手術ビデオで勉強したり、難しい症例について他科・他職種のメンバーで相談します。英字論文を読んで世界中から新しい医学情報を取り入れたり各専門家の意見を聞くことで、より良い治療を行うことができます。8:30からは上級医と院内を回診します。9:00から17:00に手術の立ち会いや外来診療をしています。時には夜1:00まで手術をすることも。手術が終わると再度回診を行います。この一日のすきま時間にカルテを書いたり薬を処方したりしています。
患者さんから「学ぶ」ものはたくさんある
医師の生活は不規則になりがちです。状態の悪い患者さんを残して帰ることは出来ないので自分のプライベートな時間が制限されます。仕事がお休みの日でも何かが起これば病院にいる患者さんのもとへ駆けつけなければいけません。
ですが、患者さんからの感謝の言葉がやりがいへと繋がっていますし、人体の仕組みはとても奥が深く毎日が新しいことの発見です。大学6年間では人間の全身を学び尽くしたとは言えず、上級医の指導のもと実際に診療しながら、患者さんから学び、経験を積んでいます。
患者さんとコメディカルスタッフとの信頼関係
同じ病院で働く先輩医師を目標にしています。
患者さんの状態は、医師の指示だけでは決して良くならず、スタッフ、患者さんの協力があってこそ病と闘うことができます。適切な治療が行えるよう、患者さんから信頼され、看護師などコメディカルスタッフとお互いに尊敬しあえる医師になりたいです。
医師は奥深い仕事。
率直に言って、医師はとても大変な仕事です。ですが医師にしか出来ないことがあり、その分やりがいを十分に感じられる仕事でもあります。患者さんの「ありがとう」の一言を聞くと疲れも飛んでいきます。しかし、治療法や薬が見つかっていない難病に苦しむ人や、生活に不自由をきたしリハビリや介護が必要な人を目の当たりにすると、研究医の役割やコメディカルスタッフの存在も重要だと感じています。
様々な分野の専門医がいます。あなたにも何か出来ることがあるはずです。あきらめずに前向きにやってみて下さい!