医療系

歯科技工士

入れ歯や差し歯などを作る、「食べる」という行為に欠かせない歯科医療のサポート

『歯科技工士』職業詳細へ戻る

夢を叶えた人にインタビュー

池原歯科技工所 村上 絢治さん

池原歯科技工所

― 歯科技工士を目指したキッカケを教えて下さい ―

「手に職を」という親の勧めが背中を押してくれました。

 高校三年の夏に就職活動をしていましたがなかなかうまくいかず、どうしようか悩んでいた時に親が「手に職をつけてはどうか」と言ってくれ、専門学校に進学することを決意しました。もともと物づくりが好きだったので、歯科技工士になることを決意しました。

― 歯科技工士の一日ってどんな感じすか? ―

一日中机に向かって作業していることも。。。

 一日の作業としては、型の中に金属を流し込み、その型から金属を取り出し研磨したり、レンジをもる形をとり研磨。それが終わると消毒、配達という作業を主に繰り返しています。昼休み一時間の間にワックスで形作りをしたり、模型をつくったりすることも。咬合器にマウントをすることで一日の仕事が終了となります。

歯科技工士のスケジュール

― 歯科技工士の仕事のやり甲斐は何ですか?逆に、この仕事の厳しさも教えてください。―

人のために何かをして、相手が喜んでくれたらそれこそやりがい!

 自分の経験全てを出し切り一つの物を完成させ、それを患者さんの口の中へ入れた際に笑顔が見れたときや、その感想などを直接聞けたときにやりがいを感じます。でも、実際に作ったものを患者の口の中に入れることができないのが残念。それはまた歯科衛生士の資格が必要なんです。

― 将来、自分はこうありたいというキャリアプランなどありますか? ―

将来は自分の技工所を!

 やっぱり自分の技工所を持つことが夢です。そのために、日々池原歯科技工所で社長の技術を勉強しています。歯は生き物みたいなものなので、日々勉強しないとついていけません。

池原歯科技工所 村上 絢治の写真

― 歯科技工士をこれから目指す後輩にアドバイスを! ―

人生は前進あるのみ!

 頭で考えるより先に体で行動し、ダメならダメでまた次に前に進めばいい。人生は前進あるのみなので、苦しい中でも喜びを見つけることが大事。

『歯科技工士』職業詳細へ戻る